Direct interactions of Runx2 and canonical Wnt signaling induce FGF18.

Wnt シグナルは、骨格の成長、骨の新生に必要とされているがwntから骨にいたるシグナルはわかっていないままである。

Wntシグナルではベータカテニンが刺激されることがこれまでに明らかにされていて、ベータカテニンはTCF/Lefと主に結合すると知れられている。今 回、TCF/LefのDNA結合部位はWnt経路においてfgf18プロモーターの刺激し、加えて、in　vivo でベータカテニン欠損はfgf18発現をブロックした。TCF/Lef結合部位の一部はRunx2結合部位と一致し、Runx2とTCF/Lefは fgf18発現を誘導するために協調的に作用していた。RNAiによるRunx2のノックダウンはwntによるfgf18の誘導を抑制し逆にRunx2誘 導はそれを促進した。Wnt経路においてRunx2はLef1あるいはTCF4と複合体を形成し、これはfgf18プロモーターにおける複合的に結合部位に結合するらしい。

J Biol Chem. 2006 Dec 11; [Epub ahead of print]
Direct interactions of Runx2 and canonical Wnt signaling induce FGF18.
Reinhold MI, Naski MC.
Pathology, University of Texas Health Science Center at San Antonio, San Antonio, TX 78229-3900.